教室だより 6月

効率の良い練習を考える

1時間でも2時間でも・・ず~~っと練習していられる!・・という人は、まあ、めずらしいですよね。

できる限り少ない回数で。できる限り短時間で。練習を終わらせたい。

私もそうです。

そこで大事になるのが効率の良い練習。

この効率の良い練習とは、イコール=バランスの良い練習でもあります。

レッスンの中でよく生徒さんたちにお話しするのが「好きなものばかり食べていたら体はどうなる?」

リンゴが大好き!でも・・「朝・昼・晩・365日」ずっとリンゴを食べ続けたら、身体はどうなる?

まずは色々取り入れてみる

✖両手の練習ばかり

右・左・左弾いて右歌う・両手

✖同じ速さばかり

ゆっくり弾いたり、速く弾いたり

✖最初から最後まで通して弾く全体練習ばかり

弾けないところ、弾きにくいところだけ部分練習

このように反対の要素を持つ練習を組み合わせることでバランスがよくなります。

まずはこれらを取り入れてみましょう。基本的に易しい曲から難しい曲まで、このバランスの良い練習をすれば弾けるようになります。

なかなかすらすら弾けない。間違えが直らない。など、問題がある場合、これらの練習を取り入れていない場合が多いです。

「なんだか面倒だし、時間もかかりそうだし・・・全体練習の方がいいでしょ!」と思っていませんか?

これは逆なんです。細かい練習が面倒で全体練習ばかりしているほうが、キレイに弾けるようになるまでに時間がかかりますし、練習のやり直しになってしまったり、余計に面倒なことになります。

慣れてきたら、曲によってどんな練習をより多くやった方がよいのか、考えながら練習プランを立てましょう。

教室だより

2024.6.13

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